茶楽 世界のおいしいお茶・完璧な一杯のためのレシピ
ジョセフ・ウェズリー・ウール
インド、スリランカ、インドネシア、日本、中国、ケニア、ネパール、etc世界にはさまざまなお茶がありさまざまな楽しみがあります。 世界中で最もたくさん飲まれている飲料の1つとして、文化や伝統の垣根をこえて広く愛されているのがお茶です。けれど世界では、その手間のかかった奥深い魅力が見逃されていることがあります。 本書では、お茶への熱い思いとともに、その歴史、伝統、可能性を、わかりやすく綴っていきます。 ◎お茶の歴史や起源の広範で詳細な説明 ◎世界中で飲まれているさまざまなお茶のいれ方についてのわかりやすい解説 ◎冷たくして楽しむお茶やお茶のカクテル、オリジナルブレンドといった斬新なアイデア 世界各地のお茶は、その歴史においても、日々の生活においても重要な位置を占めてきました。 人々に影響を及ぼす一杯のお茶を理解するため、工程、品種、産地、成分などを、お茶の知識とともに詳しく解説。 さらに、お茶を入れるための技法や道具、世界のお茶のレシピもあり、お茶に合う食べ物やお茶を使ったカクテルにいたるまで、幅広く満足いただける内容になっています。
著者について
著者:ジョセフ・ウェズリー・ウール(Joseph Wesley Uhl)
世界中のすばらしい人々─お茶を栽培し、製造し、そして何よりお茶を心から愛する人々と出会った結果、お茶の複雑な歴史や文化、哲学的な側面に、ますます夢中になり、世界中のすばらしいお茶の伝統や技術といったものを名だたる教室で学んできました。それは、中国南東部に昔から広がるお茶畑であり、熱帯地方マレーシアのキャメロンハイランド、南インドのニルギリ山脈、それに、ケニアのグレートリフトバレーを囲むように広がる、かつての植民地の茶畑などです。かつては、デトロイトの大きなマルチナショナル法律事務所で弁護士として働いていましたが、その仕事に別れを告げ、自身のお茶の会社を立ちあげたのです。その名も「ジョセフ・ウェズリー・ブラックティー」。この会社をつうじて、自分の心をとらえてきたさまざまなお茶の物語を広く伝えていっています。
カメラマン:マーヴィン・シャオウニ(Marvin Shaouni)
デトロイトを拠点にフリーで活動するエディトリアルおよびコマーシャル・フォトグラファーで、食べ物、人物、そして日常の風景を専門としています。
日本語版監修者:磯淵 猛(いそぶち たけし)
1951年愛媛県生まれ。日本の紅茶研究における第一人者。青山学院大学卒業後、大手商社に入社して貿易を覚えるうちに紅茶の魅力に惹かれ退社。28歳で紅茶専門店「ディンブラ」を開業する。スリランカなどの紅茶の輸入販売を手がけ、各地の紅茶の特長を生かした数百種類のオリジナルメニューを開発する。大ヒットした「キリン 午後の紅茶」にはアドバイザーとしてかかわり、30年におよぶロングセラーに導く。また、モスバーガーが運営する「紅茶とワッフルの店・マザーリーフ」のアドバイザーも務める。紅茶にまつわる著書は40冊を超え、講演も大人気で、多くの紅茶ファンを魅了し続けている。
訳者:岩田佳代子(いわた かよこ)
清泉女子大学文学部英文学科卒業。訳書に、『ジェムストーンの魅力』『ケビン・マクラウドの最新カラーデザイン』『実用540アロマセラピーブレンド事典』『心がおだやかになる自然風景100の塗り絵』(いずれもガイアブックス)など多数。
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