個人投資家が勝てる低位株投資
藤本壱
個人投資家にとってマイナス金利下の株式投資は、低位株投資がいちばん!
少額から買えて、2倍高、3倍高の急騰もある!
安値の割に高配当な銘柄もけっこうあり、配当利回りが高い!
上昇期待の低位株を安値で買い、値上がりを待つNISAでの非課税投資にも最適!
企業の2017年3月期の中間決算発表も出そろう。これからが来春に向けて、良い銘柄を探すとき!
●トランプ相場で株式市場に追い風も!
年明けから大荒れで始まった2016年の株式市場ですが、ここにきてようやくやや上向きの兆しが見えてきました。
米国大統領選でトランプ氏が勝利し、米国の大型減税やインフラ整備への期待で米国市場が続伸。日本市場にも「予想外」の追い風が吹いてきました。
●個人向けの安全な運用商品がほとんどない
一方、安全商品は大口の定期預金金利でもほとんどゼロで、低分配ながらも安全性が高く重宝されたMMFも、相次いで繰上償還されてしまいました。もはや元本確保型の安全商品がほとんどないような状態になっています。
●だからこそ低位株投資をはじめよう!
そのような中で、個人投資家にとって手堅く、そして「大化け」のうまみもあるのが「低位株投資」です。
「低位株」というと、ただ低迷している銘柄のように思われそうですが、実際には業績や財務も割と良かったり、安い割には配当も高かったり、現在はまだ小さくとも将来的な成長期待が高かったり、企業として強みがあるのに投資家に注目されないために、低位をうろついている銘柄も少なからずあります。特に市場全体が活況でない時期はそうなりがちです。しかし低位株には次のような多くのメリットがあります。今のようなときこそ、低位株投資をはじめる良い時です。
〔低位株投資の数あるメリット〕
1株価が安いので少額資金から始められ、まとまった株数でも買いやすい(NISA口座にも入れやすい)
2底値から株価が上がる時の上昇率が高く、2倍高、3倍高の急騰も珍しくない
3下値がある程度限定されていて、読みやすい(下落リスクが限定的)
4安値の割には、高配当な銘柄もある(配当利回り3~4%超の銘柄もある)
5銘柄によっては、株価の動きにパターンが出やすく、読みやすい
6機関投資家などプロの投資家があまり参戦してこない
そこで本書では、このメリットに基づき、低位株で儲けるため次の5戦術について、2016年を中心に最新事例で具体的に解説していきます。
〔低位株投資の戦術〕
1低位材料株を安値で買い急騰を待つ。低位株が材料で上昇したらうまく乗る
2低位小型株で大きく儲ける
3ボロ株への少額投資でハイリターンをねらう
4急落した低位株のリバウンドに乗る
5高配当低位株をNISAで持ち、非課税で配当を得ながら値上がり益もねらう
※詳しくは目次をご覧ください。
●リスクを意識し、抑えることも忘れない
ただし、高いリターンを狙うならそれ相応のリスクも伴います。低位株は安い銘柄ほど業績や財務が悪いのが通常の姿で、一般にはだからこそ低位に甘んじているということも忘れてはいけません。特にボロ株の中には、破綻寸前の銘柄も含まれています。
そこで、本書では安全も重視した低位株選びの基本を解説するとともに、戦術ごとの銘柄の選び方や手堅く利益を確保する売買タイミングのとり方についても、解説していきます。
「これから楽しみなご期待低位株銘柄」も収録しています。
![]() | 個人投資家が勝てる低位株投資 (少額資金から3倍高も高配当もねらえ! NISA口座で非課税投資にも最適!) 新品価格 |

